日本の降水量は年平均1200ミリと言われています。
省エネが叫ばれている昨今、この雨水を利用しない手はありません。
雨水の有効利用ということで最近多くの商品が出回っています。
しかしその多くは屋根の雨樋よりタンクへ雨水を導くものが大半です。
よって住宅に隣接しての固定設置となり用途が限定されるばかりでなく設置価格も高く付きます。
そこで考案したのがこの簡易型雨水貯留装置です。
3〜4個の20リットルポリタンクと、それを納めるケース、転回することで雨水収集面積が拡大する雨水受け皿、収集した雨水をポリタンクに順次貯留させる導水タンク、以上の要素で構成されるものです。
また本装置はポリエチレン等の樹脂素材製であるので軽量 ・ 低コストで製造することができると思われます。
本装置の利用法は庭又は畑に設置して散水用として、アパートなどの駐車場の一区画を利用して初期消火用の防火用水として、また災害時における非常用水源としての利用等が考えられます。
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